昨晩、久しい人から電話がありました。
少し前までは職場に時々顔をのぞかせてくれていましたが、最近ずっと
わたしの姿がないもので心配してのことでした。
わんこの体調が悪くて辞めたことを話すと、ショックを受けたと言ってくれました。
10年前のことです。
わたしが先代のわんこ(同じくシェルティー)を失って以来2年くらいしてもなかなか立ち直れずにいた頃でした。
その当時の職場で トイプードルを飼い始めた人がいて、わたしが犬に飢えて(?)いる様子を見かねた彼女は
「emaさんも新しいわんちゃんを迎えようよ」と背中を押してくれたのです。
当時は彼女もゴールデンを飼っていました。
ずっとわたしは「先代の子を忘れたくない、あの子よりほかの子を愛しいと思うなんて嫌だし、思えないかもしれないし」と 気持ちを閉ざしていました。
でも 彼女の言葉に気持ちが動いて、そのうちに週末はシェルティ探しに
ペットショップを巡りました。
夫も息子もわたしも、当然のように先代の子に似た子を探し求めていました。
ようやく出会った今のわんこ、初めて会った時にじーっと見つめられて
ハートを鷲づかみにされました。
あの子に似ている…家族みんな「この子だね 決まりだね」
しばらくわたしは育児休暇(;^_^Aをもらい、迎えることになりました。
夫が先代の子に「今度 生まれ変わってもうちの子になってな」と
言っていたのがホントになった気がしました。
息子は、わんこを 初めての『母の日のプレゼント』にさせてほしいと言ってくれました。
驚きました!
わたしは、いろんな意味で わんこを宝物と思っています。
それからは ゴールデンの彼女と、トイプーの飼い主さんと、わたしと
楽しいわんこ生活の会話が弾み、今までが嘘のようでした。
でも先代の子を忘れることはなく、あの子にしてあげられなかった分も
という気持ちで、わんこにあまーーい日々が始まりました。
しばらくして、二人で うちのわんこに会いに来てくれて幼い姿も知ってもらっています。
そんないきさつの彼女の話声を聞くと、とてもとても癒された気持ちになったんです。
彼女にも、聞いてほしい話が山のようにあったようで、1時間余り
ご主人の病気のこと、仕事のトラブルのこと 等 話が止まりませんでした。
わたしは彼女の声が聞けたこと、心配して電話をくれたこと、
胸に溜まったいろいろな話を打ち明けてくれたこと 全部が嬉しかったです。
こんな日もあるんだなぁ。。。^^
わたしが作ったリサ(ガスパールの相棒) のぬいぐるみを枕にしていました