IRO☆IRO

日常のいろいろ*わんこ、花、ハンドメイド、たまに羽生くん…

病気になったら必ず専門医へ!

雨が降ったりやんだり、ムシムシしたり涼しかったり

こうやって少しずつ秋に向かうんでしょうね。

体の中にまだ風邪が潜んでいそうです…喉はすぐに治りましたがしんどいです。

ホントはきのう今日とひとりで実家に帰る予定でした。

夫に急用ができて留守が無理になったのですが、それがなくても

わたしの体調では無理でしたね…

母が先日、手首の手術をしたので様子を見に帰りたかったのですが。

手根管症候群という病状でした。

手根管症候群とはどんな病気か

  • 手首の手のひら側にある骨と靭帯(じんたい)に囲まれた手根管というトンネルのなかを、正中神経と9本の指を曲げる筋肉の腱がとおっています。
  • このトンネルのなかで神経が慢性的な圧迫を受けて、しびれや痛み、運動障害を起こす病気です。

手根管症候群の原因は何か

  • 手の過度の使用、妊娠によるむくみ、骨折や腫瘤(しゅりゅう)によるトンネルの圧迫、血液透析(とうせき)によるアミロイドという物質の沈着などが原因になります。
  • 中年以降の女性に多く起こります。
  • 前記のようにさまざまな原因があるので、ひとつに限定することが困難な場合があります

                    ( gooヘルスケア より)

 

若い時から、着物の帯の仕立てで手を酷使していた母です。影響はありそうです。

4月に左手を手術した時には、叔母と一緒に付き添い、3日ほど実家にいましたが、その間に父の具合がちょっと悪くなり、側に居てよかったなと思いました。

今回は、わんこを置いては行けず、遠方の妹に甘えてしまいました。

右手なのでさぞかし不自由だろうと想像しますが、母は逞しいものです。

無事に抜糸もおわりました。感謝してます。

 

母が近所の整形外科で手術を勧められた時、すぐにネットで「手」の専門医を探しました。

整形外科医といっても、その医師の得意とする分野がかなり細かく分かれているのを身をもって経験したことがあるので。

母が通えそうな地域には、「手」を専門とする医師は一人しか探せなくてその病院を勧めました。

結果、とてもよかったと思っています。先生のざっくばらんな性格も含めて。

 

  *ここから わたしが専門医にかかる大切さを体験した記録です*

     (上で書いた整形外科での体験とは別の体験です。)

 

わたしが持病を発症した7年前

ずっとかかりつけだった信頼を寄せていた先生が 病気を発見してくれたのですが、詳しい検査をする必要があったので 結果が出るまでの一週間ネットでいろいろ調べました。

心臓がバクバクしながら読みました。

それだけで 違う病気になりそうでした。

検査結果は病気の確定をするものでした。

目の前の先生の とった言動とは。。。

 

その場でものすごく恐れさせられました。

完治はないのだと… 一生薬が必要なんだと…ものすごく怖い薬です。

そして 大学病院を紹介してもいいが、治療法はどこでも同じなのだから

通いやすいここで治療しようと言われました。

普段から素っ頓狂な話し方をする人ではあったけど、患者の気持ちなんて

考えない性格なんだ…と初めて呆れました。

帰宅してすぐにネットで治療薬について泣きながら調べまくりました。

どれだけ調べてもそんな薬は出て来ませんでした。

そしてある大学の先生が ネットで質問を受け付けておられたので

検査結果すべてと、病状、処方された薬を書いて判断をお願いしました。

(海外出張されていたらしく、お返事は数か月後でしたがとても納得のいくものでした)

 

その日からすぐ服用する薬と、週2回服用する薬を処方されて 

納得がいかないまま 当日からの薬だけを飲みました。(これ絶対だめですよね、自分でも反省してます)

病気に対してのショックと、服用する薬の怖さと、飲み続けてわたしの体は大丈夫なの?の不安で胸がつぶれそうな気持ちで朝を迎えました。

その朝、頭が割れそうな痛みに耐えられず、先生に電話しました

「こんなに痛いのに 続けて飲まないとダメですか?」

「服用回数を減らしてみよう」ということで電話を切りました。

そして2時間後  先生から電話がかかってきました。

「もう一度、この病気の治療法について調べてみたら 今はこの処方は勧められないようだから、出した薬を持って来院してほしい」と。

薬を返してほしいということですよ。。。ありえない!!

その時の処方箋は今も持っています。

わたしは、先生に「専門医にかかりたいから紹介状を書いてください」と

申し出ました。

わたしは、この地域で一番古くからこの病気について取り組んでいる病院を選び、予約の電話をしました。

「希望する先生がいらっしゃいますか?」(何人もいらっしゃるので)

「わからないので一番早く診てもらえる日を予約したいです」

数日後に診察室に入ると、物静かでクールそうな先生

わたしは恐れさせられた先入観を捨てて、一から先生の話に耳を傾けました。

「いろいろ調べたりしたでしょうけど、あまりまどわされないように」と

厚生労働省が出した病気に関する説明をプリントしたものを手渡されました。

まずは わたしに必要なのは 血液循環をよくすることだけですよ、ということで 安心したわたしは泣き崩れてしまいそうでした。

医師の対応でこんなに患者の気持ちは変わるものなんです。

もう治ったような気分でした。

専門知識もないのに、自分の治療法を過信して 患者を必要以上に怖がらせて…  危ない目に合うところでした。

 

その半年後 専門医である主治医に

「血液循環をよくするためだけなら漢方治療に切り替えてもいいですか?」と尋ねました。

「わたしには漢方の知識がないので、処方してあげられないから

希望する病院があるのならそれでいいですよ」と

「変わった様子があるときには診せてください」と許可をもらい

今は漢方治療のみです。

何事もなければ1年に一度、検査と診察に行っています。

何かあれば頼れる主治医がいてくださる安心感と、わたしに合った漢方を

処方してもらえる先生との出会いで、わたしはほぼ普通に生活を続けることができています。

運命の分かれ道でした あの日の朝。

近いからとか、ずっとかかっていたからとか、人がすすめるからとか

そんな判断で病院を選ぶのはやめたほうがいいです。

そして先生との相性もありそうです。

 

今のわたしの病状への感謝と、主治医と漢方医への感謝と

これからも病院は心して選ぼう、の再認識のための備忘録でした。

ここまで 読んでいただいてありがとうございました。

 

 

 

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