IRO☆IRO

日常のいろいろ*わんこ、花、ハンドメイド、たまに羽生くん…

『旅立ちの時』を見て

『旅立ちの時』という映画を、ぜひ観たくて 

近所のレンタルショップに行ったら そこには扱っていないと言われてガッカリして帰ったけれど

「そうだ!今 Amazonプライムの無料体験中だった!」と思い出して

見放題で検索したら、これも「見つかりませんでした」と出てまたガッカリ…

そこでプライムレンタルというものを初体験してみることにしました。

レンタル商品としてはありました。よかった~♪

わたしは映画をほとんど観ない生活が長く、最後に映画館で観たのは

『永遠の0』かな。。

ちょっと前にDVDを購入して観たのは『名犬ラッシー』と『小鹿物語』 

あとはテレビでたま~に観るくらいで、久しぶりにどうしても観てみたいと思いました。

 

『旅立ちの時』期待通りに素敵な映画でした。

過去に両親が起こした事件のために逃亡生活をしている家族の、長男ダニーが自立していこうとするお話。

 

まず映画の中に流れる曲がすべていい!!

そして映像もきれいで 両親が追われている身で切羽詰まった生活だけど

家族の団結や愛情あふれる日々の生活を描いてあって、温かい気持ちになります。

 

 

ダニーが転校先で音楽の授業を選択して、先生の前ではじめてピアノを

弾くシーン ベートーベンのソナタ「悲愴」を聴いているだけで涙が…

ダニー役のリバー・フェニックスは本当にピアノを弾いていました。

先生の勧めでジュリアード音楽院の受験でピアノを弾くシーンも、

お母さんと連弾するシーンもそうでした。

音源のすべてが弾いている音ではないにしろ すごいなぁと思います。

 

ダニーのお母さんがダニーを進学させるために 十数年会えていなかった

自分の父親に会い「息子を預かってほしい」と頼んだ時

父が 今までどれほど辛かったか、今になって虫が良すぎやしないかと言うんです。

ダニーのお母さんは「当時のわたしの気持ちもわかってほしい」と泣きながらも

父親に息子を預けたら もう二度と会えないかもしれない苦悩に

「今度はわたしが苦しむ番ね」と言います。  そう いつだって

親は愛する子供のために苦しみに耐えるのよ

だから父は、愛する娘のために愛する孫ダニーを預かることになります。

(このあたりからずっと涙が止まりません。。。)

親思いの優しいダニーはそんな事情を知らず、進学を諦めて覚悟しますが

また新しい土地に移って行こうとする家族が乗る車に

「乗らなくていい 自分の道を進め」とお父さんに言われます。

ずっと「家族はいつも一緒だ、進学は諦めろ」と言っていたお父さんも

やはり愛する我が子のために自分が苦しむことを選ぶのです。

切ないお話ですが、親子の愛 兄弟の愛 思春期の純粋な愛 たくさん

愛が散りばめられた映画でした。この映画と出会えてよかった。

 

さて ダニー役のリバー・フェニックスは『スタンド・バイ・ミー』の

リーダー的な存在の役の男の子なんですね!!! 

『スタンド・バイ・ミー』を観た頃 なんて魅力的な男の子

どんな大人の男になるか楽しみだわ( *´艸`)と思っていましたけど

なるほど かっこよすぎです☆☆☆ (まだ大人ではないか)

演技力ももちろん素晴らしいけれど 生い立ちを知ると、なんだか

この映画のダニーとだぶるような印象を持ちました。

リバー・フェニックスのご両親が、宗教団体に加わったことによって

彼が幼いころから各地を転々とする生活をしてきたようです。

辛い状況もあったみたいで、安定した子供時代を過ごしていたわけではなさそうです。

控えめな、それでいて情熱的で影のあるようなリバー・フェニックスの

演技と容姿は そこからの影響が無いわけではなさそうに思えたのですが…

他にも彼が演じている映画を観てみたくなりました。

 

 

      ( 動画をお借りしました ありがとうございます)

 

 

 

 

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