IRO☆IRO

日常のいろいろ*わんこ、花、ハンドメイド、たまに羽生くん…

感動の『駅ピアノ』

NHK 『駅ピアノ』  ご存じですか?

いろんな国や地方で、駅に設置してあるピアノを 駅を行きかう人々が自由に弾いて

それを定点カメラで見つめています。

ナレーションがない、その場のそのままの空気が伝わってくる番組です。

 (『空港ピアノ』というのもあるらしいです)

 

昼間は見たいテレビ番組が何もないので、いつも何かしら好みの番組を録画したものを流し見しています。

その日は 録画番組も尽きてしまって BGM代わりにBS1をつけて

ソファに座りパソコンをさわっていました。

番組は『駅ピアノ』ロンドン収録編(再放送)です。

 

なんとな~く 通りすがりの人達が次々に弾くピアノの音が聴こえてはいましたけど、頭はパソコンに集中。

でも、

集中していたはずなのに、ふと 聴こえてきた

その瞬間のピアノの音色と老人のささやくような歌声に、急に涙がどーっと出てきて。。。

え?な、なんだか胸が震える。どうした?どうした?わたし。

しばらく画面に目が釘付けに、耳はピアノの音色と 次第に大きく力強くなっていく老人の歌声に集中。

あ、録画 録画! 途中から。

 

 

ロンドン市内在住91歳のご老人が ドン・モーエンという歌手の

「ギブ サンクス」という歌をピアノを弾きながら歌っていました。

(ゴスペルソングのような歌でした)

 

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なんでしょう。。その音色は心に深くしみて、歌声には強い説得力があり、

画面を通してでも神々しいような、懐かしいような、自分が許されるような不思議な感覚を持ちました。

 

第二次世界大戦前から市場の花屋で働き、ピアノ歴は自宅で弾きつづけてこられて84年だそう。

 

演奏がおわったら、感動でぐったりしました( ゚Д゚) こんな感じ経験ないなぁ。

ご老人の後ろでじっと聴いていたひとりの若者が

「感動しました!」と握手を求めてやってきました。(わかるよーーっ!)

 

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若者が握手をしてもらって去ったあと、しみじみひとりで

「感動してくれたんだ」「祈りが通じた気がするよ」 と喜びをかみしめるご老人

 

 

番組放送時間など調べてもよくわからないんですけど、不定期なのかな?

わたしが見たのは再放送だったけれど、以前も どこか別の場所での放送をちらっと見たことがある気がします。

わたしの録画予約リストに入れました☆

 

人に感動を与えるのは、テクニックや才能や正確さではないことがあらためてよくわかりました。

長い年月を生きて来られたこの老紳士の、穢れのない思いがにじみ出る歌声と ピアノの音色にドーンと打たれたのだと思います。

 

また いつか『駅ピアノ』の放送があるのを楽しみにしています。

 

 

 

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