IRO☆IRO

日常のいろいろ*わんこ、花、ハンドメイド、たまに羽生くん…

土地の名前

 このところ 大雨の被害報道と新型コロナの報道で、テレビをつけると

悲しくなってきます。

 

わたし ビートたけしさんがかなり苦手なんですけど

昨夜の番組内で 今回の大雨被害に関して

「昔ながらの地域に住む旧家には被害がなく、新しくできた住宅地に被害が多い」発言に

「その無神経な言い方……」という気持ちと

「たしかに…」という気持ちが混ざりました。

人口が増えて住宅地が広がるのは仕方のないこと。

わたしが今住んでいるところも海抜1mの土地。。。

 

でも ふと思い出したのが。。。

 

わたしが実家に行く時に、新幹線を降りて利用する交通機関が

電車かバス、その日の予定で違うのですけど

バスで向かう時、ぞっとする景色を見ることになります。

それは 2014年8月の土砂災害の現場

今は少しだけ違って来ていますけど、

かなりの間、バス路線からすぐのところに土砂が流れ崩れた山肌を目にする時期がありました。

それは小学校の校庭からも目の前で、子供たち

こんな景色を見ながら学校生活を送っているのかと思うと泣けてきました。

その災害時に、

その地域は「蛇落地悪谷」(じゃらくじあしだに)と呼ばれて

ある伝説が言い伝えられていたことを知りました。

その伝説と災害とは関連性はわからないけど、人々が好んで住もうとする呼び名ではないことはあきらかで

先祖たちは何かを伝えるためにそう呼んでいたのでしょう。

そのうちに地名は変わり続け、世代が変わるうちそんなことを知らず

平地の少ない土地柄 山を削り団地に、大きな川の際まで住宅地に

となりました。

日本中そんな感じでしょうけど

土地の名前って簡単に変えるの どうかと思います。

2005年頃だったか 統合 編入されてすっかり地名が変わり

ニュースなどで耳にしても「それ どこ?」っていまだに耳が慣れません。

子供のころから耳に馴染んではいても「だいたいあの辺」の県北とかの地名は

ガラっと変えられるとさっぱりわかりません💦

地名には先祖からのメッセージや土地の特徴や歴史が込められている。

あまりにかけ離れた地名になるのはどうなのかな?

そんなことを思い出した夜でした。

歴史はくり返されるっていうから

遠いご先祖たちからのメッセージも受け取りながら

謙虚に暮らしていける時代に移るといいな、と思います。

 

 

 

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