数日前から親しいご近所Aさん宅に電気が灯らず気になっていました。
年老いて病を患っていらっしゃるお母さまのことで留守にされているのかな?と思ってはいました。
今日スーパーで買い物中にばったり出会い、事情を聞きました。
会えてよかった嬉しい、と堰を切ったように話をされて
ご主人は出張中で、Aさんはやはりお母さまの状態が良くなくてずっとご実家でした。
もう10年近く、隔週くらいで一人暮らしのお母さまの
野菜作りのお手伝いやお世話に行かれていましたが
Aさんからは想像ができないほど気が強いお母さまのようで
実の親子でもこんなにも辛く当たられるのかな?と不思議で不思議で
なのに兄嫁さんにはとても優しく、無理をさせないよう気遣い
その態度を見ていたら泣けてくる、とよく愚痴をこぼされていました。
とても要求も多く、すべて応えて差し上げていて
ときおり寝込んだりされていました。
兄嫁さんにもとても気を使われていて大変そうです。
今 お母さまは病気で入院中、意識があったりなかったりの状態のようで
先日二人きりの病室で、「今までいろいろありがとう、よく世話をしてくれて
やはり娘が一番だ」というようなことを言ってくれて
とても救われた気持ちになった、と話をされて
わたしは涙がこらえられませんでした。
Aさんも嬉しかったと思うけど、お母さまがちゃんと気持ちを伝えることができて
よかったなぁと思いました。
娘に気持ちを伝えることが出来ないままなんて悲しすぎます。
ほんとに良かった。
ご近所には年老いた親御さんと同居の家が数軒あって
きのうは救急車が来て、おとなりのおばあちゃんが運ばれて行きました。
少し前には別のお宅のおばあちゃんが、というように
みんな年齢が近いわたしたち世代は、親の体調の急変に
冷静に対応できるよう覚悟が要りますね。
Aさん、少しでも長くお母さまと優しい時間をすごしてほしいです。
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