鳥取県三朝温泉を出発して島根県安来市の『足立美術館』に行きました。
昭和45年に開館したというのに、10年くらい前に初めて
その庭園の美しさをテレビで見て行ってみたいと思うようになりました。
庭園を1枚の絵として考えて借景の山も買い取り美しさを管理しているのだと
当時の番組内で知り、いつかいつかと所蔵される美術品以上に興味があったのでした。
四季折々の美しさを全部見てみたい気がしますが
まず春の庭園は緑が美しくて、光に透けるモミジの葉やみずみずしいコケ
完璧に整えられた日本庭園はため息が出るほどすばらしく
ツツジが少し咲き始めたところもあり彩を添えていました。

鉄塔も電柱もない向こうの山景色

正面玄関から入って最初の展示は漆芸で、これはもう感動で涙が出そうなほど
細やかで丁寧な根気強い日本人にしかできそうもない
立体的な蒔絵、螺鈿細工など施した大小の作品の数々
ほとんどが明治~昭和初期のもので、
おそらくその技法を同レベルには引き継がれていないんじゃないかと夫と話しながら見ました。
印象が強すぎて 横山大観や魯山人、大好きな上村松園の絵などのほか
たくさん見たのに未だに漆芸の美しさが目に焼き付いています。
日本人てなんてすごいんだろうと感じます。
魯山人がつくる器はとても可愛くて、こんなふうにお料理のせたらいいな、とか
これはよく見かける絵付けだけど魯山人のを模して出回っているんだわ、とか
思いながら見ていました。
ちょうど今NHKで「魯山人のかまど」ってドラマをしていますね、見ていなかったんですけど。
じっくり堪能したあと正面玄関横の地下通路を通って
せっかくだからと新館へも行ってみたんです。
これが失敗でした
わたしは現代美術が好きではないのに💦(好みなので失礼をお許しください)
大きなキャンパスに描かれたたくさんの日本画が、先ほどまでの感動と目に焼き付いた
美しいすべてのものを上書きしそうでした。
夫に「駆け足で過ぎよう!後味が変わる!」と視線を絵から外して出口へまっしぐら。
足立美術館 また別の季節に行けるかどうか?
それにしても広大な庭園に収集した美術品の多さ
足立全康氏ってどんな人?って思いました
不動産業などで成功された方なんですね。
一度は行きたかった足立美術館に行けて満足して帰路につきます。
その前に、遅めのランチをレストラン罵伊絵瑠でいただきました。
ランチメニューは終わっていましたけど雰囲気の良いおいしい店でした。
そういえば倉吉のHarukiya Cafeもとっても良かったです。
どちらもたまたま入った店だけど、今回食事運はよかったです^^

富士山の約半分の高さ、すそ野が広がる伯耆富士
帰りの車中では「伯耆富士」と呼ばれる鳥取側から見る大山の写真を撮り
そして見えなくなったら、睡魔との戦いに負けてしまいました。
夫 おつかれさまでした。
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