わたしの場合、ふつうに書店で並んでいても手に取ることはない題名の本です。
なぜ読もうとしたか、
それは長尾先生をもっと知りたかったから。
医療関係や健康のための本はたくさん書かれているけれど
まさか小説まで書かれているとは!
長尾和宏 著
尊厳死を考える本です
長尾先生のことを始めて知ったのは8月
ミヤネ屋に出演された際の動画をたまたまYouTubeで見て
おっしゃることにとても納得がいって、ブログを拝見するのが習慣になりました。
そして 最近のご著書『ひとりも、死なせへん』を読んで、
新型コロナ奮闘記録なのにもかかわらず、在宅医療に関する記録の部分に心を奪われて
先生の、患者さんとそのご家族への深い深い愛情がどこから来ているんだろう?
その人並外れた体力の源は?
それを知りたくて先生のブログのずーーっと以前の過去記事も所々拝見中^^
ほんのちょっと、ちょこっとだけ見えてきたような気がしています。
その上での この小説
小説には架空のお話であっても著者のことがきっとちりばめられている、と思っているので選んだ本なのでした。
2024年の架空のお話です。
登場人物それぞれの中に少しずつ 過去、現在、未来の
先生ご自身を投影されてるのかな~?と受け取れる部分がありました。
お遍路さんの地方に生まれた先生の、人の生と死の考え方があらわれていました。
そしてガンの末期患者さんや認知症や老衰などで
在宅医療数時間のお付き合いの方から長年のおつきあいの方まで
愛情深く時間もかまわずお看取りされている先生が
今の医療の在り方と日本という国をどう捉えていらっしゃるのか 今までよりもっと知ることが出来ました。
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