IRO☆IRO

日常のいろいろ*わんこ、花、ハンドメイド、たまに羽生くん…

映画『お終活』を観て気づいたこと、思うこと

わたしの心を見透かすようにオススメに上げてくるAmazonさん 笑

プライムで観ました『お終活』熟春!

 

メインストーリーの大原夫妻(橋爪功と高畑淳子)は何と言っても幸せなご夫婦

夫が定年後にうっぷんがたまる妻の日常が、妻が倒れることでお互いへの感謝と尊敬に気づいて変わる微笑ましいストーリー。

それより娘の店のお客として出会った菅野という男性の

父親役の西村まさ彦さんの演技がとても良くて

そちらの家庭のいきさつが胸にグッときますね。

最後は涙をさそう、 男は一人で生きていけないのでしょうね。

 

 

観て一日経ってからじんわり思ったんです。

その時々には ホトホト嫌になる、と感じるうっぷんも

自分が支障なく日常生活をおくれているからこそ

ボケてしまっていないからこそ

家族が元気でいるからこそ。

それらが失われた時には次元が違う「苦」があるということ。

それは 昨年わたしが気づかないといけなかったこと。

昨年 わたしは空っぽの浴槽に足をすべらせ

頭を強く打ったのでした。

あのとき打ちどころが悪ければどうなっていたか?

生きてるだけで丸儲け さんまさんじゃないけどそのとおり。

まだこわばって動きがぎこちない左手の中指(骨折した)を動かしてみながら

 

親より元気で長く生きなきゃ

息子に迷惑や負担をかけないように夫より元気で長く生きなきゃ

そして わたしが最後まで元気でボケないでいなきゃ

と持病のあるわたしは強く思う。

 

 

 

 

昨日の朝、遠回りして歩いたらみつけた梅

 

 

 

そういえば2月はじめに息子が帰って来たときに

夫は山林に点在する実家の所有地のことを地図を拡げて息子に説明したり

息子は息子で 夫の実家のルーツのことでいろいろ尋ねてきたり

なんか こういうことも話しておかないとね、な時間を過ごしたんですよ。

お正月のお寺詣りのときに、名簿に夫が「屋号」で署名する場面で

はじめてそのことに感心を持ったようだし、

息子もそんな歳になったのだなぁと思いました。

 

 

 

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